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最高裁判所の新しい判事



安倍政権は、ついに最高裁判事15人を全員入れ替えました。
特に、木澤克之氏が、異例の抜擢を受けていたことは、法曹界を震撼させています。
なぜなら、木澤氏は、かの加計学園の弁護人だからです。

つまり、安倍首相は、来たる加計学園問題裁判において、
仮に地裁・高裁で敗訴したとしても、最高裁まで上告すれば勝訴出来るよう、
先に布石を打っていたものと考えられるのです。
すなわち安倍首相は、自らの不正を認識し、容認していることが窺えます。

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不正問題における渦中の弁護人を最高裁判事に据えるとは、
安倍政権は、国民の無知や無興味をあざ笑っているのかもしれません。

「政治の安定」を謳い文句に選挙活動を展開した安倍首相、
「政治」よりも「権力」の安定を図っていると見るのが正しそうです。

なお、仮に、任期は6年、と決まっているのであれば、
長期政権である安倍内閣が15人全員を任命したとしても不思議ではありません。
問題は、不正疑惑の渦中にある「加計学園」の関係者が任命されたことにあります。

一方、木澤氏の任命時期が、加計学園の不正疑惑が浮上する前であったことから、
木澤氏の最高裁判事就任は何の問題もない、とする見方もあります。
そこで、以下に大まかな流れを記載することに致しました。

●2016年1月今治市が国家戦略特別区域の指定を受ける。
2016年7月19日木澤克之氏(元加計学園監事)を最高裁判事に任命。
2016年11月加計学園は国家戦略特区に認められた。

安倍シンパから見れば、「偶然」の出来事。
不正を摘発すべき検察的見解(懐疑的見解)からすれば、
不正を行っている最中に準備を整えていた、すなわち計画的犯罪。

近い将来、加計学園問題が裁判になった場合、
仮に上告審まで進んだとしても、そこに最高裁判事・木澤氏が存在する以上、
この真相は闇の中に消える可能性が高そうです。

さて、日本は一体、どこに向かっているのでしょうか。






by djosaru | 2019-07-29 22:59

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